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鶴見区版 公開:2015年5月28日 エリアトップへ

下野谷1・2町目自治会の会長として、まちづくりに尽力する 福田美穂(よしほ)さん 下野谷町在住 68歳

公開:2015年5月28日

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チーム下野谷の一番手

 ○…「俺がやらなきゃ誰がやる」。率先垂範でチーム下野谷を引っ張る。先日市長認定を受けた、横浜市地域まちづくり推進条例に基づく防災計画もその一つ。ちょうど東日本大震災後に就いた会長職。「まちが一つにならなきゃ、助けることもできない」。リーダーなんだと強く思ったのが始まりだ。「祭りでも何でも、チーム一丸が必要。会長一人が叫んでもダメなんだけどね」。そう言って笑う。

 ○…熊本県天草の生まれ。15歳で上京し、1970年、結婚を機に妻の実家がある鶴見に。「義理人情に厚い土地。良い人が多い」。振り返り涙ぐむ表情から、愛着度合をにじませる。恩返しのため何か手伝いをと、38歳で役員を引き受け、以降30年間、中心となって汗をかく。「田舎から出てきて、会長になるなんて思わなかった」。まだ鶴見に住む前、初めて見た大黒ふ頭の灰色の空。こんなところに住むまい。心に思ったが、住めば都だった。

 ○…地区の社会福祉協議会の会長に、民生委員なども務める。「なかなか自分の時間が作れない」と、趣味のゴルフに行けないことを嘆く。15年前、退職後に始めた居酒屋も妻に任せきり。「もう諦めてるって言われてる」と苦笑する。そんな中でも、息抜きは海を眺めること。「たくさんの考えを一度放棄して、一日ぼーっとする。リフレッシュして、よしってなる」。城ケ島の海が好きだ。

 ○…「まちが仲良くしてくれたらそれでいい」。まちづくりに多くは望まないが、体験したこのまちの温もりを伝え、続けていくという思いは強い。「俺がやらなきゃ―」。まずは自分が実践するというのは、両親からの教えだ。もうすぐ、話が出たまま20年近くかかったという住民待望の神輿が完成する。「また一つ盛り上がって、まとまることができれば」。もう離れる気はない、ここが故郷。少しでも恩返しをと、これからも愛情たっぷりに、チーム下野谷の先頭を行く。

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