神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2016年4月21日 エリアトップへ

鶴見区民文化センターサルビアホール館長を務める 松野 弘之さん 鶴見中央在勤 63歳

公開:2016年4月21日

  • LINE
  • hatena

区民に芸術の感動を

 ○…オープンから5周年を迎えた鶴見区民文化センターサルビアホール。「この5年で稼働率は順調に上がっている」とこれまでを評価する。節目の2016年度は新たに地域へアーティストを派遣する「サルビア・アーティストバンク」を始動させる。「蓋を開けてみないとわからないけれど」と苦笑しながらも、「アーティストバンクを通じてさらにホールの認知を広げていきたい。地域への出張ニーズに応えていければ」と意気込んでいる。

 ○…ホール運営に携わるきっかけは、大学時代のアルバイト。学内のホールで照明や映写機などを担当した。「10kg以上の照明を上げ下げしたり、まさに3Kのキツイ仕事。だけど本番で綺麗な照明を見ると疲れが吹っ飛んだ」。汗を流して作り上げる非日常の世界に魅了され、裏方の道に進んだ。現在は館長の立場となったが、来場者が楽しんでくれることが昔も今もやりがい。「お客さんからの『ありがとう』で、やってよかったと思える」

 ○…休日は、トイプードルの愛犬ビノちゃんと過ごす。「フリスビーやボールで遊ぶ。癒しの一時になっている」と笑顔を見せる。ビノちゃんの名前は、ワインを意味する「vino」が由来。自身も妻も、ワイン好きだからだ。「今は白ワインが気に入っている。安物だけどね」。読書家でもあり、よく読むのは歴史もの。「どんなに時代が変わっても、人が悩んだり楽しんだりすることに変わりがないのが面白い」

 ○…「鶴見区民は芸術や文化への考え方がしっかりしている人が多い。いい加減なことはできないが、冒険心も必要」と、区民を納得させるホールにと、努力を続ける。今後は区内小学生を招待し、プロのコンサートを楽しんでもらう機会を作ってみたいという。「子どものうちから、いい施設で本格的な音を聞いてもらうことで、鶴見の文化性を育てたい」。区民へ芸術の感動を届け続けていく。

鶴見区版の人物風土記最新6

熊谷 起一さん

市場西中町まちづくり協議会で事務局長を務める

熊谷 起一さん

市場西中町在住 75歳

4月25日

中西 実さん

鶴見警察署の署長に新しく就任した

中西 実さん

区内在住 57歳

4月18日

河原 公一さん

4月20日に「春まつり」を行う馬場花木園で園長を務める

河原 公一さん

馬場在勤 63歳

4月11日

鈴木 彩香さん

2023年度の横浜市男女共同参画貢献表彰で「ユース賞」を受賞した

鈴木 彩香さん

鶴見区出身 34歳

4月4日

池田 茂さん

青少年指導員として、インターネットの安全な使い方講座の講師を務めた

池田 茂さん

鶴見中央在住 60歳

3月28日

冨樫 剛一さん

2月から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

横浜市出身 52歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook