尻手銀座商店街に、このほど交流スペース「ココからラボ」=矢向3の2の14=がオープンした。
ココからラボでは、有料のカルチャー教室などを開くほかに、毎週火曜日午前10時から午後2時を、誰でも訪れることができる無料開放日にしている。親子や高齢者の新たな居場所として、地元住民から期待されている。
不安や悩み共有
ココからラボを立ち上げたのは、川崎市在住の吉岡みどりさん。川崎市職員として働いた経験などから、地域に子育て世代や高齢者が気軽に語り合える場の必要性を感じ、交流スペースを作った。
「母親は孤独で、取り残された気分になりやすい。子育ての不安を共有できる場は重要。家に閉じこもりがちな高齢者が、友人を作るきっかけにもなれば」と吉岡さんはねらいを語る。
無料開放日となった6月7日には、地元住民らが約20畳のスペースで、ゆっくりと時間を過ごした。
近所に住み、2歳と3歳の子どもを連れて訪れた伊与田朝美さんは、「自宅にずっと居るのはストレスになりやすいので、ここへ来れば気分転換できそう。ありがたい」と話していた。
吉岡さんは、「来てくれた人が楽しく笑顔になれる場所にしたい」と意欲を見せていた。6月29日には、午後1時から無料のマジックショーも開催される。
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