約40年続く尻手銀座商店街(山梶眞右会長)の「夜店」が、8月27日に行われ、時折雨のまじるあいにくの天候のもと、近隣住民ら約1500人が地元の夏の風物詩を楽しんだ。
「500円玉1枚で楽しめるように」と始まった夜店。近年は、町内会やボーイスカウトによる模擬店出店、矢向中学校生徒によるステージなどもあり、地元のイベントとして親しまれている。
今年は初の試みとして、矢向小学校6年3組の児童33人が参加。児童たちは総合学習のテーマを話し合い、自ら商店街の活性化を題材に設定していた。
授業を進める中、商店街を訪問し、店主へのインタビューなどを実施。山梶会長から夜店への参加を誘われた児童は、夏休み中で授業外となる関係もあり、学校側に直談判したという。
当日はヨーヨー釣りを運営。開始前から風船を膨らませるなど準備し、本番に臨んだ。普段も買い物に来るという児童は「事前調査の時より人が多い。人との関わりが持てて良い経験」と充実した様子だった。
山梶会長は「子どもたちはみんな頑張っていて、こちらが元気をもらった。来年以降も協力してもらえれば」と話した。
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