鶴見区医師会を中心に、区内の医療・介護従事者などで構成される団体・つるみ在宅ケアネットワークによる公開勉強会が11月12日、鶴見公会堂で行われ、区民や関係者ら200人が認知症の事例などについて学んだ。
当日は、第一東京弁護士会所属の星康一弁護士が講師として登壇。徘徊した認知症の高齢者が列車にひかれ亡くなった鉄道事故で、介護の家族に対する賠償をめぐって争われた裁判を例に挙げ、講演を行った。
星氏は、不当な売買契約や事故の民事責任など、「実は認知症と法律は切っても切れない」と指摘。先の裁判では最高裁で、訴えを起こしたJR東海側の賠償請求を退ける判決が出ており、「介護に消極的になる必要はない」と訴えた。
また、その後行われたパネルディスカッションでは、「自助力・家族力・地域力を高めよう」と題し、認知症サポート医らが登壇。認知症についての地域の取組などを話し合った。
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つるぎん27日に4月25日 |
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