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鶴見区版 公開:2016年12月1日 エリアトップへ

(公社)鶴見法人会青年部会主催の「トレジャーハンティングinつるみ」の実行委員長を務めた 横山 貴一さん 生麦在住 39歳

公開:2016年12月1日

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まず動く 小心者の行動力

 ○…「何一つやってない。仲間に感謝しかないです」。さまざまな体験を通し、税を学ぶ小学生向け企画「トレジャーハンティングinつるみ」は、10年以上続く、鶴見法人会青年部会の一大イベント。舵取り役に指名を受けたのは昨年12月ごろ。今までにないトレハンを――先輩たちから託されたバトン。体験ブースを倍増させるなど、初めての試みにも果敢に挑戦した。大好きな祭りみたいに、家族で楽しめるようにと、アイデアをたくさん詰めこんだ。「楽しんでもらえたと思う。大成功」。そう笑う。

 ○…本能で動く性分。「やりたいと思ったら考える前に口にしちゃう」。そんな性格を表すエピソードがある。のめり込んだラクロスを続けたいと、大学卒業後、ワーキングホリデーで渡ったオーストラリア。当初いたシドニーのチームが弱く、「もっとやりたい」という気持ちだけでレベルの高いメルボルンへ突撃。”道場破り”が認められ一軍でプレーするも、仕事を辞めていたことから、ビザが切れると同時に帰国を余儀なくされたことだ。「馬鹿なだけ。考えてない」。自嘲して笑うが、行動力は抜群だ。

 ○…現在は、生麦魚河岸の鮮魚店「横芳商店」の3代目。帰国後、実家から「他行って飯食ってこい」とNGを出され、自ら探した築地の店に就職。「あれ以上ない」という激務をこなし、魚屋を学んだ経験も持つ。一女二男の3人の父でもあり、「寝顔しか見られず寂しかった」と、夜明け前から働き、終わったら法人会というこの一年を振り返る。

 ○…7年前、実家に戻ってから関わり始めた法人会。仕事の時間の違いや、会の中でも要職経験がないことなどから、「僕でいいのか」と悩んだ実行委員長という大役。「自分は考えただけ。みんなが形にしてくれた。仲間がいてくれてなんぼ」。人のありがたさを学んだ。「本当は小心者。だから考えすぎると行動できない」。そう明かしつつも、その行動力で次代を担う。

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