矢向中学校の森山優凪さん(1年)がこのほど、第36回全国中学生人権作文コンテスト横浜市大会で優秀賞を受賞した。
人権作文は、次世代を担う中学生に豊かな人権感覚を身につけてもらおうと、法務省が毎年実施。今年度、横浜市では市内140校から6万209編が集まり、18編に賞が授与された。
自身の体験 素直に
人より背が高いことをコンプレックスに思っていたという森山さん。「自分が経験したことの方が書きやすい」と、『外見で決めつけるのは…』と題した作文を応募した。自身の体験を書くことに「初めは抵抗があった」としながら、小学4年生でバスケットボールと出会い、背の高さが自信に変わったことなどを素直な言葉で綴った。
今回の受賞については、「びっくりしたけど嬉しかった」と笑顔の森山さん。作文の中で「人の外見の悪口などは、どんなにそんなつもりがなくてもしてはいけない」と訴え、「自分自身が前向きで強くなることも大切」とした。
市内の受賞者が揃った表彰式で、最優秀賞のスピーチなどを聞き、改めて人権について考えたという森山さん。「もっと相手を思いやり、気持ちを考えてみようと思う」と話した。
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つるぎん27日に4月25日 |
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