認知症患者や認知症の家族を介護する人が、悩みや情報を共有する場として、近年全国的に広がりを見せている「認知症カフェ」。区内でも医療機関などが企画するカフェが開催され、人々が集っている。
本町通りのうしおだ診療所は、毎月第2木曜日に「おもいで喫茶菜の花」を実施。参加無料で、コーヒーを飲みながら、認知症やもの忘れ、介護の相談などを参加者同士や看護師などの専門スタッフと語り合える場となっている。
同診療所は、地域における認知症の早期診断・早期対応を目ざす「認知症初期集中支援チーム」として、横浜市から選定を受けている。カフェの取り組みはその一環で、昨年5月から始め、毎回15人ほどが参加している。「認知症の疑いがある人を連れてくるケースもあり、医療従事者へ気軽に相談できる機会として重宝してもらえている」と同診療所は話す。
参加した認知症の妻を介護する男性は、「介護の間はイライラしてしまうこともあるので、こういう時間は大切」と話していた。
区内では地域ケアプラザでの介護者のつどい、医療機関や老人ホームなどで開催中のカフェもある。詳細は鶴見区高齢・障害支援課【電話】510・1775。
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