神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2017年2月9日 エリアトップへ

箏奏者としてシァル鶴見でのコンサートに出演する 加藤 侑子さん 駒岡在住 31歳

公開:2017年2月9日

  • LINE
  • hatena

人々魅了する演奏を

 ○…シァル鶴見駅のカフェ「坐月一葉」でのミニコンサートが間近に控えている。共演するのは、自身と同じ寺尾中学・東京芸術大学卒の鎌田美穂子さん。「大先輩」と尊敬の眼差しを向けながら練習に励んでいる。「雰囲気のいい場所なので、音楽とともに空間自体を楽しんでほしい」。プロとして活動歴はまだ7年。鶴見で自らがメインとして出演するのは初めての機会だ。「演奏のチャンスをどう作っていくか、今はまだ模索しているところ。これから鶴見での演奏機会を作っていきたい」

 ○…子どもの時から音楽が好きで、「リコーダーのプロになりなさいって言われたこともある」と笑う。箏との最初の出会いは、8歳の頃。横溝屋敷であった箏の演奏を見かけ、憧れを持ったという。その後ほどなく、東京・神田を訪れた折、偶然箏店の前を通りかかり見入っていると、店員から「やってみないか」と誘われた。「始めたら本当に好きで楽しくて、のめりこんでいた」と振り返る。

 ○…「箏をやってるようには見えないって言われる。おしとやかな人が多いから」と笑い飛ばす。元気でよく通る声。活発な印象だが、実際日常もパワフル。演奏活動のかたわら、強豪・神奈川学園の箏曲部の講師として指導。さらに、週3、4日はトレッサ横浜で館内の案内係として勤務し、一日フリーになる日はほとんどない。両立が大変な毎日も、愛犬との散歩や、地元の銭湯での休息でリラックスしているという。

 ○…和楽器ながら、日本で箏に親しんでいる人は多くない。参加するユニットで「ルパン三世」など、箏のイメージを覆す楽曲にも挑戦し、「興味を持ってもらい、箏を広められたら」と語る。演奏家としての理想は師匠。「凛とした佇まいで演奏する人」と評し、目標の存在だ。「観客が集中して、会場がぴんと張りつめるような演奏をしたい」。人々を魅了する演奏家への道を究めていく。

鶴見区版の人物風土記最新6

熊谷 起一さん

市場西中町まちづくり協議会で事務局長を務める

熊谷 起一さん

市場西中町在住 75歳

4月25日

中西 実さん

鶴見警察署の署長に新しく就任した

中西 実さん

区内在住 57歳

4月18日

河原 公一さん

4月20日に「春まつり」を行う馬場花木園で園長を務める

河原 公一さん

馬場在勤 63歳

4月11日

鈴木 彩香さん

2023年度の横浜市男女共同参画貢献表彰で「ユース賞」を受賞した

鈴木 彩香さん

鶴見区出身 34歳

4月4日

池田 茂さん

青少年指導員として、インターネットの安全な使い方講座の講師を務めた

池田 茂さん

鶴見中央在住 60歳

3月28日

冨樫 剛一さん

2月から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

横浜市出身 52歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook