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鶴見区版 公開:2017年3月2日 エリアトップへ

馬場町第二自治会会長として雛のつるし飾りまつりを企画する 上野 泉さん 馬場在住 74歳

公開:2017年3月2日

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アイデアで地域楽しく

 ○…3月3日の雛祭りから、赤門はにぎやかなつるし雛で彩られる。「つるし飾りまつり」は自身が発案し昨年初開催。約800人の地域住民が来場する盛況ぶりだった。「あんなに来るとは思っていなかった。今年は折り紙のつるし雛も加えた。また感動してもらえると思う」。自治会会員の減少から、祭りを若い家族とも交流するきっかけにしたい。「少しずつ大きな行事にして馬場の名物にしていけたら」と夢を語る。

 ○…現役時代は電気関係の会社に勤め、会社の分譲住宅を馬場で購入したことをきっかけに鶴見に住み始めた。地域との関わりは、会社が地元で開いていた祭り。模擬店などの設営をしていたところ、自治会から機材の貸し出しなどを依頼され手伝うように。以来20年にわたり、自治会活動を支えてきた。地域活動の楽しみは、企画し実行すること。「毎年実施している防災訓練も、毎回一つは新しいことをやりたいと思っている。周囲の賛成を得るのは大変だが、企画する時こそ面白く、楽しまないと続かないからね」

 ○…妻と二人暮らし。夫婦の楽しみは季節の花々を各地に見に出かけること。特に好きなのは桜で、日本三大桜を一目見ようと回ったこともある。「近所の馬場花木園もこれからいい時期。三ツ池公園も、散った桜の花びらが水面に浮かぶ『花いかだ』の光景は風情がある」。出かけた先で写真を撮影することも趣味。写真は馬場地域ケアプラザなどで飾られている。

 ○…まちづくりのため、重視していきたいのは、安心・安全。昨年自らのアイデアで実現したのは、ワンワンパトロール。飼い犬に黄色いバンダナを付けて、散歩しながら地域の見回りをしてもらう。「他の地域で実践していた方法を取り入れた。皆でワイワイ議論しながら、新しいことにチャレンジしていきたい」。地域が今よりもっと良くなるヒントを求めて、日々努力を続けていく。

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