法政大学女子高等学校の生徒が3月13日、子どもたちの難民問題への関心を高めようと、岸谷の杉山神社保育園で、難民についての絵本を読み聞かせた。
企画したのは、同校で1年次から難民支援をテーマにした自主学習に取り組んでいる、2年生5人のグループ。これまでに、同園や岸谷小学校に衣服の寄付を呼びかけ、難民へ届ける支援活動などを実施。将来の支援の輪づくりにつなげたいと、子どもたちへの啓発活動を企画した。「難民に対して偏見を持っている大人もいる。純粋な子どもの内から正しい知識を持ってもらうことで、支援する意識を持ってもらえたら」と生徒は話す。
当日は、グループから板垣佑奈さん、堀田優紀乃さん、石塚瞳子さんが同園を訪問。年長の園児28人へ、難民の子どもたちの実情を書いた絵本を紹介した。子どもたちは、「もし絵本の主人公のように日本を離れなければならなくなったら、寂しい」と話していた。
板垣さんらは、「難しい内容だったかもしれないが、思っていたより理解してくれた。今後も啓発活動や、日本国内の難民支援にも取り組みたい」と話していた。
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