京浜急行電鉄(株)=本社・東京都港区=は、リニューアルを進めていた京急鶴見駅の商業施設「ウィングキッチン京急鶴見」を7月14日にオープンすると発表した。店舗は県内初出店などを含む17店舗。宅配便ロッカーも配備するなどし、同社は「駅利用者や近隣住民の利便性を向上し、よりよい住環境を提供したい」とする。
京急鶴見駅の商業施設は、駅耐震補強工事にともない、工事に影響のない横浜銀行側の2店舗を残して2015年3月末に閉店。京急電鉄のコミュニティ型商業施設「ウィングキッチン」としてリニューアルするとしていた。
ボルダリング施設も
開業する新施設には、計17店舗が入る。1階にはキーテナントの京急ストアと、前施設にもあったドラッグストアのマツモトキヨシを配置する。
飲食店は、立ち食い焼肉などの新業態を手がける越後屋の「POTA PASTA CAFFE STATION」と、「炭火焼干物定食 しんぱち食堂」という県内初出店2店を含め、バラエティ豊かな7店舗が顔をそろえる。
また、横浜銀行側の区画には、ボルダリング・クライミングジムが出店。スポーツクライミングが2020年東京五輪の追加種目に決定しており、同社は「今後ますます競技人口が増加していくことが期待される」と、新施設の注目ポイントとして挙げた。
宅配ロッカー設置
1階改札外には、宅配会社の荷物急増問題などから注目を集めている、24時間対応の宅配便ロッカーも設置。改札内にトイレも新設する。
同社によると、デザインコンセプトは「The Kitchen」。地域に溶け込むコミュニティの場所として、毎日でも立ち寄れる空間を創出するとしている。
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