神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2017年5月18日 エリアトップへ

90周年で一体感高める 区が今年度運営方針

社会

公開:2017年5月18日

  • LINE
  • hatena

 鶴見区(征矢雅和区長)はこのほど、2017年度の運営方針を発表した。今年度は基本目標として、「笑顔と元気の輪が広がるまち『つるみ』」を継続するとともに、区制90周年にも言及。次の100周年も見すえた取組を実施し、区民の一体感や地域への愛着を高めるとしている。

 区は、目標達成に向けた施策として、「安心」「ぬくもり」「活力」の3本柱を軸に掲げ、まちづくりを進める。今年度は90周年事業がメインとなるが、区単独ではなく、区民との実行委員会形式で企画されるため、運営方針にはトピック的に盛り込む形に留めた。

防災、集客など34事業

 目標を具体化するための自主企画事業は34事業を展開。防災活動推進、ヘルスアッププラン、「千客万来つるみ」プロモーション事業の3つを重点に置く。

 防災活動では、一昨年に包括協定を結んだ川崎市川崎区と幸区との連携を強化するほか、補助制度を使った自助・共助の推進、医師会らと協働で行う災害医療連絡会議をもとに、災害時の医療体制を構築する。

 ヘルスアップでは、年18回の親子歯みがき教室や幼児の食育講座などを企画。区内健康関連団体らが集まる「健康づくり推進会議」を中心に、運動習慣改善のためのリーフレットやポスターの作成・配布で健康増進の啓発を図る。

 「千客万来」は、ともに包括協定を結ぶ鶴見大・横浜商科大などと連携した広報・イベント実施に加え、沖縄・ブラジルといった鶴見区内にある観光資源をPR。海外観光客を含む集客企画を実施するとした。

地域包括ケア区指針策定へ

 区は、介護・医療・生活支援などが一体的に提供される仕組みである地域包括ケアシステムについて、市版の指針が昨年度策定されたことを受け、区の行動指針策定に着手する。来年2月まで医療・福祉関係団体などと意見交換を重ね、同3月に策定したい考え。

 また、昨年度から素案作成が進む、基本的な都市計画の指針となる都市計画マスタープラン鶴見区プランについては、引き続き素案を作成していくとした。
 

鶴見区版のトップニュース最新6

国土強靭化の先導事例に

市場西中町防災対策

国土強靭化の先導事例に

住民主体の取組みを評価

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

初挑戦で金賞受賞

佃野町「楽匠」

初挑戦で金賞受賞

「からあげグランプリ」で

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

鶴見区、50年後も30万人超

横浜市人口推計

鶴見区、50年後も30万人超

市全体は約2割減

4月11日

市が基本構想を策定

豊岡小再編整備

市が基本構想を策定

2032年度以降の竣工めざす

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook