鶴見、川崎の母親らが結成したブラスバンド「つるぴよ隊」が10周年を迎えた。6月18日には鶴見区民文化センターサルビアホールで記念コンサートを開く。
つるぴよ隊は、2007年に発足。楽器経験者の母親らが呼びかけ、子育てなどで中断していた音楽をもう一度楽しもうと、子ども連れで練習活動するママさんバンドが生まれた。
メンバーは現在53人。練習は週1回。多い時で20〜30人の子どもが集まる中、母親たちは演奏に集中する。常任指揮者の平本勝義さんは、「練習しながらも、ベビーカーを揺らしたり授乳したり。保育園のような光景が当たり前」と笑う。
母親同士育児を助け合う場にもなってきた。「様々な世代の母親が集まっているので、おもちゃなどを交換し合ったり、育児の疑問も何でも教えてもらえる」と母親の一人は話す。
成長した子と共演
10年を経て、母親と同じように楽器を始める子どももいる。高村裕希子さんは、結成当初から2人の息子を連れて練習に参加してきた。10年前、2歳だった長男は小学6年生。自らトランペットを始め18日には高村さんと共にステージに立つ。「活動当初は一緒に演奏する日が来るなんて想像もしていなかった。感慨深い」と高村さんは話す。コンサート当日は親子演奏を含む8曲が披露される。午後3時開演。入場無料。(問)http://t-pyo.x-boo-x.com/
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