神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2017年6月15日 エリアトップへ

こどもログハウスが25歳 今も愛される遊びの宝庫

教育

公開:2017年6月15日

  • LINE
  • hatena
親子でにぎわうログハウス
親子でにぎわうログハウス

 東寺尾の白幡公園こどもログハウス「ピッコロ」が開館25周年を迎えた。アスレチックなどを備えた同館は年間3万5千人が利用。2代にわたって通う親子もいるなど、年月を経ても子ども達の心をつかみ続けている。

月3千人来場

 こどもログハウスは、横浜市が子ども同士の触れ合いや、表現力向上などを目的に1990年度から93年度にかけて18区それぞれに設置。ピッコロは、市内で11番目のログハウスとして完成した。建築面積209平方メートル、3階建ての建物には、らせん滑り台などの様々なアスレチックが備えられ、乳児から中学生まで幅広い層の子ども達が月平均3千人前後訪れている。利用する母親は、「子どもが走り回ることができる広いスペースがある施設は、近所になかなかない。こういう場所がもっと増えてくれるとうれしい」と話す。

 2006年から指定管理者による運営が始まり、ピッコロは現在、NPO法人鶴見区民地域活動協会が運営を担う。

 夏祭りやクリスマス会のイベントを始め、子育て支援事業などを開催。スタッフ手作りのおもちゃもある。今月は25周年を記念しログハウスへのお祝いメッセージを集め館内に掲示した。「子どもにとっては夢の国のような場所では。大人になって懐かしく訪れる人もいる」とスタッフは話す。

親子2代で

 東寺尾の平澤沙耶さん(34)も、ピッコロで遊んで育った1人。小学校高学年の頃、毎週通っていた。地下迷路が大好きでかくれんぼをしてよく遊んだという。「開館したばかりで、とても混んでいた。今までにない画期的な遊び場だったので近所の子どもはみんな集まっていた」と振り返る。

 開館当時小学生だった平澤さんは母となり、娘の光ちゃん(1)と再びピッコロを訪れるようになった。かつて広く大きく感じた遊び場はコンパクトに見え、お気に入りだった地下迷路は、大人の自分には狭くて怖いものに変わったが、今は我が子が楽しむ姿にかつての自分を重ねている。「娘は成長したらもっと楽しい経験ができるようになる。友達もたくさん作ってもらいたい。これからもなくてはならない場所だと思う」と平澤さんは話している。

鶴見区版のトップニュース最新6

国土強靭化の先導事例に

市場西中町防災対策

国土強靭化の先導事例に

住民主体の取組みを評価

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

初挑戦で金賞受賞

佃野町「楽匠」

初挑戦で金賞受賞

「からあげグランプリ」で

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

鶴見区、50年後も30万人超

横浜市人口推計

鶴見区、50年後も30万人超

市全体は約2割減

4月11日

市が基本構想を策定

豊岡小再編整備

市が基本構想を策定

2032年度以降の竣工めざす

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook