区内在住の演出家で舞台監督の笹浦暢大さんが手がける、地劇ミュージカル『日本国 横浜 お浜様』が、８月12日と13日、神奈川県立青少年センターホールで上演される。
作品は、日本ではタブー視されがちな「性」を真正面から扱い、女性の自立を描いたもの。今年１月、公開コンペティションで優勝を果たした作品だ。
かつて本牧にあった風俗の一つ、「チャブ屋」を調べ、舞台を作ろうとする高校生が主役となる同作。実際、チャブ屋に関する資料は、横浜大空襲によりほとんどが残っておらず、一から調べ上げたという。
「学校の授業やテレビでは扱えない、演劇だからこその題材」と笹浦さん。一人でも多くの学生に見てほしいと、現在、県内学生無料観劇のクラウドファンディングにも挑戦中（https://camp-fire.jp/projects/view/32103）。
公演は12日が午後２時〜と６時半〜、13日が正午〜と４時からの各日２回。チケットは一般４千円、大学生以下は２千円（当日は２百円増・未就学児不可）。販売はカンフェティ【フリーダイヤル】０１２０・２４０・５４０。（問）もじゃもじゃ頭とへらへら眼鏡・山下さん【携帯電話】０７０・５０８９・９３９７
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