社会福祉協議会が主催する障害児向けの夏休みイベント「つるみサマーフレンド」が7月21日から8月23日まで開かれた。
サマーフレンドは小学生から高校生の障害のある子どもたちが、親元を離れ、公募で集まったボランティアと共に体験学習をするもので、1999年から実施されている。
障害児に普段はあまりできない体験で楽しんでもらうことだけでなく、子どもを預ける親の休息のためという目的もある。
今年は地域ケアプラザなどを会場に16の企画が行われ、期間中58人の子ども達が参加。普段は車が多い障害児に電車やバスを経験させようと、戸塚や三浦などへ遠出するコースもあった。
ボート漕ぎ体験
8月17日には鶴見漕艇場でボート漕ぎ体験が行われた。当日は子どもたち10人とボランティア9人が参加。事前にビデオで乗り方などを学んでから、14人乗りの大きなボートにボランティアと二人一組で乗船した。ボート協会のメンバーが付き添いながら、途中で止まりながらも、鶴見川をゆっくりと滑っていた。
社協の担当者は「毎年楽しみにしてくれる人が多い。同じプログラムに参加し、去年はできなかったことが今年はできるようになったなど、成長を実感する声を聞くと嬉しい」と話した。
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