小野町付近の空き地にやってくる子どもや大人を撮影したドキュメンタリー映画「日曜日の子供たち」(1980年/堀田泰寛監督)が11月3日、横浜シネマリン=中区長者町6の95=で上映される。企画を主催した映像グループ(株)ローポジションが映画に映った子どもたちを探している。
この作品は映画特集企画「ハマを見つめたドキュメンタリー映画―変わりゆく街、こどもたち」の中の一作品として上映される。
撮影されたのは1972年11月から約2年間。周辺に工場が立ち並び、時に光化学スモッグが生じる当時の小野町の空き地。そこへ日曜日にやってくる約50人ほどの子どもたちが、走り、取っ組み合い、海に石を投げ、海を見つめる姿が映し出されている。完成された年に一度、小野弁財天神社のお祭りで上映されたことがあるという。
ローポジションの飯田基晴さんは「実際に映っていた人たちを招待したい。今、この映像を見たら一体何を思うのか。その場に居合わせたいと思った」と話す。
まだ連絡取れず
ローポジションは自治会や商店会を訪ねながら探しているが、まだ直接連絡が取れた人はいないという。
飯田さんは「見つけることが第一だが、これをきっかけに映画がまた地域で上映されると嬉しい。上映が続くことが『映画が生きていく』ということ。映画を地域の人に返していきたい」と話している。
問合せは(株)ローポジション【電話】228・7996。
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