京急花月園前駅のダンススタジオ「W.Dream」が、横浜市による日中韓都市間交流事業の日本代表として、12月11日〜15日に中国の泉州市で開かれる海上シルクロード国際アートフェスティバルに出演する。同スタジオは、「日本のエンターテインメントを発信できれば」と意気込む。
日中韓都市間交流事業は、2014年に横浜市、光州広域市(韓国)、泉州市(中国)が初代開催都市となり実施された、国の東アジア文化都市事業から派生したもの。この時に友好協力都市協定を結んだ三市が、三国間の相互理解の促進などを目的とした国の事業に沿う形で交流を継続。毎年、各都市の文化イベントなどに芸術団体を派遣している。
日本の魅力発信
ダブルドリームは、03年に開校し、全国各地のテーマパークダンサーなどを輩出するダンススタジオ。メンバーらは各地のダンスイベントにも出演しており、「高知よさこい」をモチーフにした踊りのコンテスト「ハマこい」では、史上初の3連覇を果たすなど活躍している。今回、横浜市からその実績が買われ、代表に選出された。
中国のフェスティバルでは2公演を予定。派遣される15人のメンバーは、海外での大舞台に向け、稽古に励んでいる。現地では、ハマこいの大賞受賞作や、和の楽曲に鳴子や刀といった小道具を取り入れたオリジナルの「SAMURAIダンス」を演舞する。
スタジオ主宰で、ジャパンアクションクラブや劇団四季などでも活躍した伊藤大輔さんは、「培った殺陣の技術とエンターテインメントを織り交ぜ、日本文化の魅力を感じてもらえる作品を創った。日本チーム代表として、日本発のエンターテインメントを発信できれば」と話している。
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