新校舎の完成と学校創立86年を祝うセレモニーが11月18日、鶴見小学校=鶴見中央=であった。
同小学校では今後の児童数の増加を見越して3年前から東校舎の新設工事を行っていた。夏頃には整備が終わっていたが、11月の創立記念日に合わせて、式典を実施した。児童の愛校心や、校舎完成の際の地域住民への協力に対する感謝を伝える事などが目的。
当日は、1カ月半かけて一学年が1層ずつ作った段ボール製のケーキが校舎へお祝いとしてプレゼントされたほか、校舎ができるまでの歴史の授業などがあった。学年代表児童は「新しくできたパソコンルームのパソコン使うのが楽しみ」「大人になっても今日のことは忘れない」と話した。
お礼の心味噌汁に
学校では式典に合わせて授業参観も行われた。2年3組の児童たちは地域交流の場として作られた畑「つるみっこの森」で5月からサツマイモを育ててきた。当日は、栽培を手伝ってくれた地域住民や授業で行ってきた町探検で出会った地域の人たちをお礼に招き、自分たちで作ったサツマイモを使った味噌汁を振る舞った。隣接する多世代交流住宅ココファン横浜鶴見の入居者や職員もかまど炊きなどで児童を支援した。
同小地域コーディネーターの岡嶋美佐子さんは「地域住民との関わりが盛んな学校」と話し、ココファンの赤坂定男さんは「入居者も野菜を育てる児童を見て楽しんでいる。今後も交流していけたら」と話した。
|
<PR>
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
鶴見のタグ2チームが市長表敬4月18日 |
|
|
ログハウスでこいのぼり工作4月18日 |