6代目横浜スカーフ親善大使に選ばれた 小濱 捺生さん 鶴見中央在学 19歳
こだわり追い求めて
○…まだ10代ながら、黒と白を基調にしたシックな横浜スカーフを使いこなす、6代目親善大使。落ち着いた印象の一方で、「(大使の選考での)面接は上手くしゃべれなかった。選ばれて安心した」と初々しい表情も見せる。今後1年間はイベントなどを通して、スカーフの魅力を発信していく。以前からスカーフはファッションアイテムのひとつ。「大使になってスカーフのイメージは変わった。大人っぽいデザインから、若者向けのかわいらしい柄もある」。幅広い世代が使える可能性を感じている。
○…幼い頃から、ファッションが好き。遊びは着せ替えゲームや、自分で考えた服を描くお絵かきだった。着る服にもこだわった。「母が買ってくる洋服に対して、『趣味合わないなぁ』と思うこともあった」と苦笑いする。進路を考えた高校時代。料理やフラワーアレンジメントなどにも興味があったが、悩んだ末に鶴見中央の横浜ファッションデザイン専門学校へ。「着たい服が見つからないようになっていて、『自分が着たい服を作りたい』という思いが決め手になった」
○…学校では服製作を学んでいる。シァル鶴見屋上でのショーにモデルとして登場したり、横浜スカーフを使ったドレスをグループ製作し、鶴見区民文化センターサルビアホールで披露するなど、鶴見を華やかに盛り上げてきた。趣味のひとつは料理。得意はグラタンや、ケーキ、プリンなどのお菓子。「覚えておきなさい」と言う母に手ほどきを受け腕を磨いている。
○…周囲でスカーフを取り入れている人はまだ少ない。まずは家族から、活用法を伝授するつもりだ。「母や姉とスカーフを共有しあって楽しみたい。そばにいる人から広めていけたら」。何通りもの結び方があり、その人次第で様々な表情を出せるスカーフ。「個性をアピールするアイテムにもなるはず」。これからも自分らしいこだわりを追い求めていく。
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