神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2017年6月15日 エリアトップへ

生麦小学校学援隊の隊長を務める 浜田 利文さん 生麦在住 64歳

公開:2017年6月15日

  • LINE
  • hatena

生麦っ子守る最前線に

 ○…「生小の子どもたちは地域の宝」。開口一番、そう語る。登下校時の見守り活動などを行う学援隊。スクールゾーンでの事故や傷ましい事件など、子どもが巻き込まれたニュースを見るたび、安心・安全への思いが募る。「事故や事件は突然起こる。いろいろなところで目を光らせないと」。3年前に隊長に就任し、子どもを見る目が変わった。「将来、生麦を背負う人材」。深く関わり、改めてその大切さに気づかされた。

 ○…鹿児島生まれ。集団就職で勤務地となった名古屋で、3回自衛隊に勧誘を受け、18歳で入隊。7歳まで母親に背負われていたほど体が弱かった。2回は断ったが、3度目の正直だった。「高度経済成長の時代で、自衛隊に入る人は少なかった。だから誘われたんじゃないかな」と笑う。滋賀県大津で訓練し、北海道千歳の部隊で約4年、行軍などの厳しい訓練に耐えた。鶴見には、自衛官を退職後に勤めた日本石油時代に居を構えた。

 ○…9年目になる柳町町会の会長や保護司なども務め、多忙な毎日。忙しさから、自転車でのパトロールが主になっていると嘆く。そんな中、地域の友人たちと酒を酌み交わし、わいわい騒ぐのが息抜き。「飲むより、喋る方でストレス解消している」と茶目っ気をのぞかせる。最近待ち遠しいのは、来年のNHK大河ドラマ。同郷出身の大好きな西郷隆盛が主役とあり、「今から楽しみで仕方がない」とニンマリする。

 ○…地域で活動する原点は、濃密だった、あの4年間にある。「40kgの土のうを背負って走れなくて、仲間に助けてもらった」。地域にもつながる助け合いの精神。救われた経験があるからこそ生まれる、今度は救う番という強い気持ち。その対象は今、子どもたちに向かっている。「今もそうだけど、その時々で、いつも周りの人に支えられた。そんな強運を還元したいね」。最前線に立ち、”地域の宝”を守っていく。

鶴見区版の人物風土記最新6

中西 実さん

鶴見警察署の署長に新しく就任した

中西 実さん

区内在住 57歳

4月18日

河原 公一さん

4月20日に「春まつり」を行う馬場花木園で園長を務める

河原 公一さん

馬場在勤 63歳

4月11日

鈴木 彩香さん

2023年度の横浜市男女共同参画貢献表彰で「ユース賞」を受賞した

鈴木 彩香さん

鶴見区出身 34歳

4月4日

池田 茂さん

青少年指導員として、インターネットの安全な使い方講座の講師を務めた

池田 茂さん

鶴見中央在住 60歳

3月28日

冨樫 剛一さん

2月から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

横浜市出身 52歳

3月21日

池原 繁尊さん

塗装会社を営み、ボランティアで母校潮田小学校のすべり台の塗装を行った

池原 繁尊さん

仲通在勤 42歳

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook