神大サッカー部 鈴木将也さん Ｊ２水戸に入団へ キックの精度を武器に活躍誓う
会見で抱負を語った鈴木さん（中央）
神奈川大学サッカー部のＭＦ鈴木将也さん（人間科学部４年）が１月13日（木）、プロサッカー・Ｊ２リーグの水戸ホーリーホック入りすることを決め、神大横浜キャンパスで入団発表を行った。
神大から６人目のＪリーガーが誕生した。「あこがれは元フランス代表のジダン」と言う鈴木さんは、両足での正確なキックが武器の中盤の選手。県立逗葉高校を卒業後、２００７年に神大サッカー部に入部。神大サッカー部の大森酉三郎チームマネージャーは「他の選手を目当てに見ていた高校生の試合で、技術ある鈴木に可能性を感じた」と、当時のスカウト理由を話す。入部当初は出場機会に恵まれなかったものの、ひたむきに練習に取り組み、課題だった運動量を克服。３年次にレギュラーを獲得し、今季は、関東大学サッカー１部リーグでアシストを量産（リーグ５位）するなど、神大の８位に大きく貢献した逸材だ。
入団会見で中島三千男学長は「好きなことを仕事にできるのは幸せなこと。厳しい世界だろうが、がんばってください」と激励。これを受け鈴木さんは「持ち前のハードワークで水戸の勝利に貢献したい」と力強く抱負を語った。新たに元日本代表キャプテンの柱谷哲二氏を監督に迎えた水戸からは「鈴木君のひたむきに動き続ける精神（こころ）の強さを評価した。将来の水戸を背負ってほしい」とのメッセージが送られた。
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