全国的に異常気象が叫ばれているが、神奈川区も例外ではない。横浜地方気象台によると、2月11日から12日にかけて久しぶりに雪(雨)が降ったものの、まだまだ乾燥状態は続いているという。こんな時に、特に注意が必要なのが、火の取り扱いだ。
今年に入ってからの区内での火災発生件数は6件(2月8日現在)。原因は「たばこ」(2件)、「ストーブ」(1件)、「食用油加熱出火」(1件)、「煙突の火の粉」(1件)、「火遊び」(1件)で、焼死者1名・火傷者1名も出ている。「煙突の火の粉」「火遊びの予想外の拡大」「タバコの投げ捨てから火災に拡大」など、小さな火源でも火災に至る傾向にあり、神奈川消防署予防課の飯島課長は「乾燥の影響は甚大。衣類が乾燥していると、着衣着火の傾向も高い」と警鐘を鳴らす。
3月5日(土)防災ライブ
春の火災予防運動(3月1日〜7日)期間中の3月5日(土)13時30分〜16時、毎年恒例の防災ライブが神奈川公会堂で行われる。入場無料。
第1部の防災講演会には防災アドバイザーの佐藤榮一氏が招かれ、「災害死(火災・地震・水害)から『家族と自分を守る』」をテーマに講演する。第2部では、太田プロ所属のお笑いコンビ「火災報知機」がライブで新ネタを披露。菅田中学校の吹奏楽部によるコンサートも予定されている。
問合わせは【電話】045・316・0119神奈川消防署予防課予防係まで。
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