神奈川大学(中島三千男学長)は9月24日、横浜キャンパスグランドに建設していた「クライミングウォール(※)」の完成披露会を行った。グランド内で一際目立つ巨大な壁の大きさは、高さ15m、幅5m。当日は国体選手らクライマー7人が招かれ、来場者の前で華麗なクライミングを披露した。
神大山岳部と山岳部OB学士山岳会(菊池稔会長)は2009年12月、10年越しで世界7大陸の最高峰の登頂に成功。この偉業「セブンサミッツ」を記念して、関東屈指の高規格なクライミングウォールの設置が企画され、今春から建設が進められていた。設置に携わった山岳部の落合正治監督は「ジムや山に行かなくても、練習に打ち込める環境ができた」と喜ぶ。
開会に先立ち中島学長は「80周年事業の一環でこの壁ができた。山岳部はすでに、100周年に向けた挑戦をスタートしている。この壁で練習に励んでもらいたい」とあいさつ。さらに、今後は山岳部だけではなく、一般にも開放していく方針が明かされた。
※アウトドアの岩場・登山を手軽にトレーニングする為に開発された人工壁。
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