市立松本中学校バドミントン部の飯塚匡(ただし)くん(3年)と三浦恵時(けいと)くん(2年)が11月25日(金)〜27日(日)、宮城県仙台市で行われる全国大会「第10回日本バドミントンジュニアグランプリ2011」(中学生ダブルスの部)に県代表として出場する。
飯塚・三浦ペアは、夏の関東大会でベスト8に終わり、あと一歩で全国大会への切符を逃した。今回が初の全国大会となる飯塚くんは、普段はおとなしい性格だが、コートに入ると表情が一変する。顧問の廣田昭博教諭は「ラケットワークが早く、ネット前でのアタックが上手い」と評価。一方、9月の新人戦(シングルス)で全国大会を経験している三浦くんについては、「フットワークが良いので、どんどんバックスマッシュを繰り出す力を持っている」と目を細める。
ここ数年、県内トップクラスの成績を収めている松本中バドミントン部。強さの秘密は「地の利」にある。平日は、基本となるショットとラリーに時間を費やし、土日に試合を組む一般的な練習内容。他校と違うのは、部活練習後に、近くにある区民スポーツセンターで汗を流す部員が多いことだ。部長でもある飯塚くんは「高校生や大学生と交流することで、自然と力がついてきた」と分析する。
同大会は、全国49地区(北海道2地区)の予選を勝ち抜いたシングルス1人、ダブルス1組の都道府県代表が参加する全国大会。それぞれ小学生・中学生・高校生ごとに分かれて予選リーグを戦い、各リーグ1位チームによる決勝トーナメント戦を行う。飯塚くんは「全力でプレーし、県代表として恥じない試合をしてきたいです」。三浦くんは「2回戦で敗れた新人戦のリベンジも含め、決勝トーナメントに進出したいです」と力強く抱負を語った。
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