学生が花嫁プロデュース 清陵総合高校に栄冠
岩崎学園横浜fカレッジ=鶴屋町=が主催する「高校生ウエディングコンテスト2012」が8月21日、横浜そごう9F新都市ホールで行われた。
「想い描く素敵な花嫁をグループで創り上げよう」というテーマのもと、県内外の高校生がドレスからヘアメークに至るまで、同校の学生にアドバイスを受けながらトータルコーディネートを競った。
会場には989人が来場。コンテスト最終審査会の前後では、同校ブライダル科の学生がプロデュースした本物の人前結婚式が行われたり、学生たちがドレスやタキシードを着て、音楽に合わせてショーステージを披露した。ファッションショー形式の公開審査となった最終審査会では、18グループの各モデルがフリルをふんだんに使ったり花をちりばめるなど、それぞれ煌びやかなドレスに身を包みステージをウオーキングし、観客を魅了した。
審査結果発表で審査員の一人、ウエディングドレスデザイナーの西村有紀子さんは「結婚式は花嫁を紹介する場。『花嫁ってこんな人』とわかるような演出が大事」とコメント。最優秀賞のダイヤモンドプライズに輝いた武田悠さん、古賀紀穂さん、寺田愛さん、坂石春華さんは昨年惜しくも優勝を逃し、今回が2度目の挑戦。肩を大胆に見せ流れるような純白のドレスとベール、バラとユリを使ったブーケでモデルの古賀さんの魅力を引き出すコーディネートを完成させ、栄冠をつかんだ。「今年は不安もあったが、入念に準備したので結果を残せた。幸せいっぱいな気持ちを伝えられた」と、全員とびきりの笑顔で答えた。
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