「第89回東京箱根間往復大学駅伝競走」の予選会が10月20日、昭和記念公園周辺を使った20Kmのコースで行われ、神奈川大学は総合6位で「箱根」の出場権を手に入れた。
予選会には45校・530人が出場し、各チーム上位10人の合計タイムなどで出場枠の9校を争った。
強い日差しが照りつける中、立川駐屯地を一斉スタート。同大学は序盤こそ厳しい順位だったが、立川市街地も終わる10Km地点を10番で通過。勝負の分かれ目となる15Km地点では、まとまって走る伝統の「集団走法」が崩れる苦しい展開となったが、残り5Kmで底力を見せ、順位を上げた。
今年は、柿原聖哉さん(2年)がチームトップの39位で通過するなど、上位9人までが100位以内でゴール。期待の1年生・西山凌平さんは45位、昨年の雪辱を誓う鈴木駿さん(4年)も46位に食い込む力走を見せた。
結果は総合6位。「神奈川大学」の名前が呼ばれると、関係者から歓喜の声が上がると同時に、選手たちは安堵の表情を浮かべた。これにより、同大学は3年連続44回目となる本大会への切符を手に入れた。
同大学広報課では「選手たちは休む間もなく全日本大学駅伝が迫っている。ぜひともこの厳しい状況を乗り越え、悲願である『シード権獲得』へ向け、本選での健闘を期待したい」としている。
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