箱根駅伝のデータ収集で知られる西條純一さん(神之木在住)に、今年の箱根駅伝を分析してもらった。
――ずばり、優勝候補はどこでしょう。
「今回も東洋大と駒澤大の2強のいずれか。甲乙つけがたいが、柏原が卒業してもなお層の厚い東洋大がやや有利か。全日本を制した駒大は山登り・下りが鍵を握る」
――ダークホースはどこでしょう。
「早稲田大・明治大・青学大・日体大の4校がダークホース。大迫・平賀・前田といった前々回優勝メンバーが3人残る早大、有村・大六野(だいろくの)ら有力2年生が台頭してきた明大、出雲駅伝初優勝の青学大、予選会トップで全日本4位の日体大の4校が2強を脅かす」
――シード権争いは、どんな展開でしょうか。
「この6校以外の13校すべてにチャンスがある。どこがシード権確実でどこが落ちそうか予想し難いほど各大学の戦力が接近しており、熾烈な争いになりそう」
――注目している選手はいますか。
「前回の柏原のように圧倒的な人気の選手はいないが、早大大迫・駒大窪田・東洋大設楽兄弟がどの区間で活躍するか注目している。青学大は前回2区区間賞の出岐よりも、大物ルーキー久保田の走りに期待」
――今年の神奈川大の展望はどうでしょう。
「まだ飛び抜けたエースは不在だが、着実に強化が実っている。1・2年生に有力な選手が揃い、往路に並べる方針のようだ。今年はシード権を狙い、2年後の優勝争いにつながる走りを見せて欲しい」
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