大口・七島連合町内会(志村昌佐会長)が主催して2月17日、恒例のスタンプラリーが行われた。今年のテーマは「防災」。「地域で防災力を高めよう」を合言葉に、大口七島地区の家庭防災員(矢野たかよ代表)が企画して行った。
スタンプラリーの参加者約500人は、同地区内に設置された7カ所のポイントを、「一時避難場所はどこですか」「地域防災拠点はどこですか」といった防災クイズに答えながら巡っていった。クイズの正解率を見ると若い世代ほど低い傾向にあり、「今後の課題が見つかった」と関係者は話していた。
また、大口公園では神奈川消防署予防課や松見消防出張所、神奈川消防団の第16分団の協力を得て、火災時の煙体験や初期消火活動(水消火器)の体験も実施した。コンプレッサーで無害の煙を立ち込めさせたテント内。火事を疑似体験した人は「立っていると前が見えない。身をかがめる必要があることが分かった」と涙目で話した。
矢野代表は「こうした体験を通じ、防災の意識を高めてもらいたい。避難場所を確認し合うなど、家庭でのルール作りも行ってほしい」と訴えていた。
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