歌を通して交流広げる ライブカフェで歌声喫茶
「歌声喫茶の星」と企画実現へ 鶴屋町の地下飲食街にある「フォーク喫茶 元気です」で、毎夜ギターの音色と歌声が響いている。
昼は喫茶店、夜はライブカフェを営む同店。平日はオープンマイク、土日にはライブイベントを開催し、趣味で弾き語りをする人からセミプロまで、区内外から様々な音楽人が集まる。歌手のポスターや喫茶店らしい華奢なテーブルと椅子を見ると、何年も前からこの町で営んできたかのような雰囲気を感じるが、4月でオープンして1周年だ。
高校時代から友人とバンドを組んで、ブルーコメッツの曲などを演奏していた店長の島田明さん(新子安在住)。社会人になってからも新橋や関内にあるフォーク酒場に行っては弾き語りをして、仕事の疲れを癒していた。一昨年の年末に仕事を辞めたのち「フォーク酒場はこの時代でも賑わっているから、これならやっていけるかなと思った」と、同店をオープンさせた。
「いろんな人が気軽に足を運べる企画をしたい」と考えていた島田さんは、1月の新聞記事で茅ケ崎市のコーヒー店で開かれている大人気の歌声喫茶を知った。すぐにコーヒー店に行き、歌声喫茶に参加した島田さん。満席の店内では、歌の音頭を取る西信光さんの演奏に合わせ、客が楽しそうに歌う姿が。「これなら楽器が弾けない人も一緒に歌って楽しめる」と、西さんに直談判。4月に第1回を開催することになった。島田さんは「歌を通して交流を広げられれば。近くに住む人たちにも気軽に来てほしい」と話している。
4月の開催は10日と24日、午後6時から8時まで。電話かメールで事前申し込みが必要(定員30人)。参加費1000円。(問)【電話】045・322・6319【メール】genkidesu-yokohama@emobile.ne.jp
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