県政日記【1】 『憲法記念日について』 みんなの党 県議会議員 かるべ 和夫
憲法記念日が近づいて来ると、若き日のことを思い出します。明治大学で法律を専攻していた私は、弁護士を目指し受験勉強に励んでいました。社会人となってからも夢をあきらめられず、某司法試験予備校で「憲法」の講義を受けていました。講師は憲法論を原理原則から説明してくれました。受験テクニックを学ぼうとしていた自分が恥ずかしくなる位に、素晴らしい内容でした。
「護憲」「改憲」「改正」という言葉が飛び交う今日ですが、統治機構を守ることが憲法の目的ではないことを忘れてはなりません。国民の権利・自由を守るために国会や内閣や裁判所があるのです。景気対策や財政改革のために改正があってはなりません。日本憲法は完成品ではないが、骨格はしっかりしていることも事実であることも学びました。
当時のノートには「憲法とは、国家権力に歯止めをかけるもの」と書き示してあります。国会では、憲法改正の議論が活発となっていますが、その前にもっと国民に知ってもらうべきです。県政も然り。今後も開かれた議会を目指し、皆様の意見を県政に反映させていきたいと思います。
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