サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)として74試合に出場した矢野喬(きょう)子さん(28)=金沢区在住=が、4月1日付けで母校である神奈川大の事務職員として再スタートを切った。現在は、同大健康科学スポーツ支援部に所属し、女子サッカー部の指導も担う。
「強い気持ちを維持できなくなった」と今年1月、現役生活にピリオドを打った。同大の女子サッカー部は昨年、全日本選手権で初優勝しているが、「日本は欧米に比べると、まだまだサッカー人口が少ない。指導者の一人として選手層の底上げをしていけたら」と意気込み、コーチとして母校の更なる強化を誓った。
2011W杯優勝メンバー
矢野さんは、湘南学院高校を経て同大経営学部に進学。運動量豊富なDFとして、在籍中に初めて日本代表に選出された。2007年の卒業後は、浦和レッドダイヤモンズ・レディースのプロ契約選手として活躍し、W杯・五輪ともに3大会連続で出場。なでしこリーグ新人賞をはじめ、6年連続でリーグベストイレブンにも輝いている。
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