公益社団法人日本山岳会・学生部は8月17日、第2回日本山岳会学生部クライミング大会と第7回日中韓三国学生交流登山を神奈川大学横浜キャンパス・クライミングウォールで行った。同大会は、日本の若手競技者に交流する場を設けることが目的。今年は、日中韓3カ国の若き登山家が一堂に集まり、互いの友好を深めるための交流登山も兼ねて行われた。
この日は、リードクライミングとトップロープクライミングの2種目の予選と決勝を行った。参加したのは、国内からは神奈川大学ほか6大学31人。中国からは中国地質大学の4人、韓国からは国内で選抜された7人が参加した。
日本山岳会の理事で、神奈川大学のOBでもある落合正治さんは「山岳に携わる若者を育てる活動の一環として行いました。スポーツクライミングなどの新しい山岳文化を、若者に盛り上げてもらいたい」と話した。神大広報部の吉原勇樹さんは、「政治的な問題も色々ありますが、それらと関係なく、スポーツを通して仲良くしてもらえれば」と大学施設を利用しての国際交流を歓迎した。
神大のクライミングウォールは、山岳部が世界7大陸の最高峰を登頂する「セブンサミッツ」に成功したことを記念して、2011年9月に建設された。
同大会に出場した3カ国の選手たちは、19日にも富士登山で交流を深めた。
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