六角橋に新・商店街マップ 店舗間で客の共有化を
六角橋商店街とその周辺32店舗が紹介されている商店街マップがこのほど完成し、各店舗などで配布されている。
このマップを作成したのは、六角橋商店街にあるメガネ店「アイウェアショップ バタフライ」の店主、中村賢朗さん。「4、5年前と比べると今は確実に商店街に訪れる人が減っていると感じ、危機感があった」という。六角橋商店街には「ドッキリヤミ市場」や「商店街プロレス」など、全国から人が訪れる看板イベントがあるが、開催されるのはどれも商店が営業を終えた夜。「イベント以外の人通りは決して多くない。商店街として結果を出していても、各商店がそれに頼っているだけではいけない」と危機感をあらわにする。
加盟の垣根越え32店舗が協力
そこで中村さんは、新たな商店街マップの作成を企画。六角橋商店街や白幡商興会などに構える店舗を1軒ずつ回った。その結果、商店街の垣根を越えて32店が協力した。マップの作成費用には横浜信用金庫六角橋支店が協賛し、全4000部が協力店舗に設置されている。
まだ見ぬ魅力満載
マップには、エリア地図だけでなく、各店の紹介ページを掲載。ワニ肉料理が食べられる店から昔ながらの豆腐店まで、表情豊かな六角橋がつまった一冊となった。また、「ただ店頭に置くだけでは意味がない」と、マップ中の店同士が互いの店を紹介しあい「客の共有化」を図るなど、自分たちが率先してマップを活用するように促している。実際に「紹介してくれたお店に行ったよ」という客からの反応もあり、各店がつながることでの商店街活性化へ、第一歩を踏み出した。
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