美瑛町商工会六角橋を視察 先進取り組み学ぶ
北海道上川郡美瑛町の商工業者で構成されている美瑛町商工会(西森和弘会長)のメンバー10人が25日、六角橋商店街(石川清貴会長)を視察に訪れた。
今回の視察は、同会のメンバーがテレビ番組で六角橋商店街を知ったことがきっかけ。西森会長ら一行は同商店街がテレビ番組で取り上げられた時のVTRを観た後、恒例イベント「ドッキリヤミ市場」や「商店街プロレス」など、独自の取り組みについて石川会長らの説明を受けた。
「地域性」が悩み
美瑛町は、エメラルド色に輝く「青い池」をはじめ、自動車やタバコのCMに使われたロケ地など、国内外から多くの観光客が訪れる北海道でも有数の観光地。
その反面、「観光客は丘や畑を見るが、街は通り過ぎる。冬になれば地元の人も町に出てこない」と西森会長。店主は「子どもに苦労させたくない」と跡を継がせることに消極的で、地元住民は車で30分の旭川にある大型スーパーへ流れてしまったという。しかし、商店を頼りしている高齢者が多いのも実情だ。
今回の視察を通して西森会長は「商店街の今を変えないと。六角橋の客を呼ぶ面白い仕掛けは非常に参考になった」と話していた。
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