国土交通省が3月19日に発表した公示価格で、神奈川区内の住宅地と商業地が、前年を上回る上昇率を示していることが分った。
公示価格は、今年1月1日時点における標準地の1平方メートルあたりの正常な価格を示すもの。横浜市内では、住宅地の平均変動率がプラス1・7%(前年プラス0・2%)、商業地もプラス2・4%(前年プラス0・5%)を示すなど、全ての区で前年を上回る結果となった。
区内では、住宅地の平均変動率がプラス2・5%(前年プラス0・7%)、商業地もプラス2・8%(前年プラス0・9%)となり、市内平均を上回った。
六角橋でプラス4%
区内で調査された30地点(住宅地18、商業地11、工業地1)を見てみると、住宅地は、東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転で交通利便性の高まった「六角橋3丁目587番6」が、プラス4・0%の高い上昇率を示した。価格順では、「沢渡55番42」の29万7000円に次いで、「幸ヶ谷7番6」の26万4000円が続いた。
一方、商業地では「金港町6番14」がプラス4・0%の上昇率でトップとなった。価格は、横浜駅に近く繁華性の高い「鶴屋町2丁目24番1」の139万円が最高価格となり、「金港町6番14」の70万5000円が2位となった。
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