京急電鉄 新町駅でテロ対策訓練 警察・消防と合同で
京急線神奈川新町駅の車庫線で6月10日、鉄道テロ対策訓練が行われた。
これは京急電鉄が神奈川県警察本部、神奈川警察署、神奈川消防署と合同で実施したもの。2007年から京急線各所で行われており、警察・消防との連携を強化するため、鉄道を狙ったテロなどが発生した場合に備えて対応確認や乗客の避難誘導を実践している。
今回の訓練は、同所線路付近を設備巡回中の係員が線路上に不審物を発見した場合を想定。接近してきた列車を停止させて警察・消防へ通報、乗客の避難誘導などを行うといった、一連の流れを確認した。
羽田空港や成田空港へアクセスができる京急線は、20年の東京五輪で各国の選手や外国人旅行客の交通手段として大きな役割を担うこととなる。訓練を終えて、神奈川県警察本部警備課の関係者は「このような訓練を継続的に実施し、意識づけすることが必要だ」と総括した。
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