横浜市は、保育所待機児童対策だけでなく、小学生の放課後事業など、切れ目ない子育て支援の充実を目指している。
区内では、放課後児童クラブ「学童くらぶ まぁはす」が9月1日、六角橋にオープンする。クラブ名は「Make a Happy Smileみんな笑顔になろう」が由来。「自活力」をテーマに、五感を育む自然探検や、試行を育む伝統文化などを体験しながら学ぶことが特長だ。
同クラブは、区内18カ所目の学童保育となる。斎藤分小と神橋小エリアには現在、学童クラブがなく、かねてから開所を求める声が多かった。代表の河崎敦子さんは「六角橋には子どもたちを支えるネットワークがある。地域の方たちと一緒に地域を育んでいきたい」と話す。
小学校入学を機に子どもの預け先を失い、仕事を続けられなくなる「小1の壁」。先日、安倍晋三首相が中丸小を訪れ、学校施設を活用して遊びの場を提供する「放課後キッズクラブ」を視察。留守家庭児童を対象にする「放課後児童クラブ(学童保育)」について、「今後5年間で30万人分の受け皿を作りたい」と述べた。市では「子ども・子育て関連3法」の施行により、来年4月から学童保育の対象児童を6年生まで拡充する予定となっている。
|
<PR>
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|