横浜市立浦島小学校(平本正則校長)で7月10日、全校児童442人を対象に「おおだこポリス子ども安全スクール」が行われた。
これは、もうすぐ夏休みを迎える児童たちを交通事故や犯罪から守ろうと、同校が神奈川警察署や区防犯協会と一緒に企画したもの。同校創立95周年記念式典のメーンイベントとして行われ、学校区の自治会町内会をはじめ、PTA、区防犯指導員連絡協議会なども開催に協力し、当日は多くの保護者も参加した。
スクールの冒頭で、横田善信署長が「もうすぐ楽しい夏休みだから、事件や事故に遭わないよう、皆さん勉強していってくださいね」とあいさつ。カラーガード隊が、子どもを犯罪から守る防犯標語として県警が掲げている『おおだこポリス 4つのおやくそく』を全校児童に紹介し、県警音楽隊の演奏に合わせて全員で踊りながら歌った。参加した母親は「親や地域が率先して見守らなければならないことを再確認できた」と話していた。
強制わいせつ前年比21件増
神奈川区内では性犯罪の前兆とみられる声かけ、つきまとい、不審者の徘徊などが発生しており、今年1月から6月までに発生した強制わいせつの件数は昨年同時期と比べて21件増(23件)となっている。
また、夏休みや行楽シーズンになると交通事故が増えやすい傾向にあるほか、水難事故なども起こりやすくなるため、同署は「地域ぐるみで子どもの安全を守ってほしい」と呼びかけている。
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