神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2015年8月27日 エリアトップへ

神奈工生 六角橋商店街をPR 壁画・PV制作など手がける

社会

公開:2015年8月27日

  • LINE
  • hatena
壁画制作とPV撮影に取り組む生徒たち
壁画制作とPV撮影に取り組む生徒たち

 六角橋商店街をPRしようと、平川町にある県立神奈川工業高校(後藤博史校長)のデザイン科3年生と美術同好会が壁画やショートムービーの制作などを行っている。4年前に商学連携を始め、今年度初めて本格的な取り組みを進めている。

 商店街PRは、「イベント衣装」「壁画」「ショートムービー」「モニュメント」の4つの企画に分かれており、同校デザイン科3年生のうち「地域連携」というテーマで課題研究に取り組む12人と、美術同好会に所属する1〜3年生8人が参加している。

 これまで、商学連携の活動として生徒が考案した商店街のマスコットキャラクターやシンボルマークを掲示板で発表したことはあったが、実用化には至らなかった。今回の取り組みは、同校の卒業生でもある橋本喜代枝教諭が生徒とともに研究している商店街とのコラボ企画を提案。意見交換を重ね、晴れて4企画が始動した。

地域貢献楽しむ

 イベント衣装制作では、商店街プロレスでプロレスラーが登場時にまとうガウンを手作り。また、今月中旬には仲見世通りの掲示板スペースをリニューアル。キリンなどの動物が(昔走っていた)市電に乗っている壁画を完成させた。現在は、商店街を紹介するショートムービーを制作中。9月中旬完成を目指しており、SNSでの発信を模索している。モニュメント制作も企画中だ。生徒の一人、杉本実花さんは「地域に貢献することが純粋に楽しいと初めて感じた」と話し、参加する生徒全員が制作活動を通じて商店主や買い物客とふれあえることでより意欲が湧いているという。

 松坂屋カバン店の野村浩さんは「私たちでは思いつかないような、若い人の意見やアイデアを取り入れられるのは嬉しい」と話す。若者発信の新たな商店街PRに期待が高まっている。

神奈川区版のトップニュース最新6

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月18日

デジタル端末貸与を実現

神奈川工業高定時制

デジタル端末貸与を実現

地元企業連携では全国初

4月18日

追突事故が増加中

神奈川警察署管内

追突事故が増加中

15日まで交通安全運動

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

体験コーナーを刷新

市民防災センター

体験コーナーを刷新

大和ハウス工業と連携

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook