斎藤分小学校(冢田三枝子校長・児童数189人)で10月20日、新横浜歯科衛生士専門学校の3年生が歯科指導を行った。
この取り組みは、歯に関する意識を高めたい小学校側と学生の実習先を探していた専門学校側の思惑が一致し企画されたもので、3年前から年に1回実施されている。当日は、専門学生39人が1対1で歯みがきの仕方をレクチャー。手作りのイラストなどを用いて、学年ごと発達段階に応じた指導を行った。デンタルフロスの使い方を教えてもらった6年生児童は「とてもきれいになる」と、うれしそうに話していた。
県よい歯の学校
横浜市は年に1回、歯みがきが上手にできているかの検査を実施している。同校は3年前まで市の平均値を大きく下回っていたが、専門学生の指導を受け、給食後の歯みがきを導入。次第に歯に対する意識が高まり、昨年は「県よい歯の学校」にも選ばれた。
冢田校長は「学校全体で取り組むことで家庭の協力も得られたのではないか」と分析し、「継続していくことの大切さを改めて実感した」と喜んでいた。
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>