京浜急行バス新子安営業所=守屋町=で10月21日、バスジャック事件を想定した実践的な対応訓練が行われた。
これは、来年5月の伊勢志摩サミットや2020年東京五輪・パラリンピックの開催を控え、国際テロが懸念されることから、神奈川警察署(横田善信署長)が消防や公共交通機関との連携強化を目的に実施したものだ。
訓練は、拳銃を持った犯人が、新横浜駅でバスをジャックし、羽田空港まで向かう想定で行われた。署員らはバスに籠城する犯人を説得し、隙を見て征圧、逮捕するまでを実践。テロ対応専門部隊と神奈川消防署による科学兵器対策訓練もあった。この日は総勢60人体制で、人命救助を最優先に初動対応の連携を確認した。
訓練を見守った横田署長は「もしもの事態に備えた連携強化は不可欠。今回の反省を生かし、本番まで訓練を続けていきたい」と話していた。
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