横浜市立菅田小学校(生中信行校長)で11月16日、5・6年生76人を対象に、横浜市中央卸売市場で働く目利きのプロが「いちば食育出前授業」を行った。
これは子どもたちに食への関心を持ってもらおうと、実際に同市場で卸売業に携わるプロが野菜・魚の知識や流通の仕組みなどを出前授業として教えているもの。2012年度からスタートし、この日は水産物部で働く社長らが訪れた。
授業では同市場の紹介をはじめ、「せり」で買い手が表す指のジェスチャーも伝授。全国各地から届いた鮭やサンマなど約25種類の魚も登場し、児童は触ったりにおいをかいだりして興味津々だった。
「骨まで食べられた」
授業を通じて児童にも変化があったようで、給食で出されたサンマの煮付けを骨まで平らげた児童が多かったという。
生中校長は「実際に働いている人たちから話を聞くと思いが伝わってくるので、とてもいい機会になった」と授業を振り返っていた。
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