消防団活動に協力している事業所を認定する「横浜市消防団協力事業所」に、別府板金工業所(別府喜一社長)=神奈川本町=が区内で初めて認定された。
この制度は、従業員の入団促進や勤務時間中の消防団活動参加への配慮など、消防団への協力が事業所の社会貢献として広く認められるよう、2007年に市消防局が導入。従業員に2人以上消防団員がいることなどが条件となっている。しかし、認知度が低く従業員が消防団に所属しているか把握していない事業所が多いこともあり、市全体でも23事業所にとどまっている。
祖父の代から約100年続く別府板金。従業員の森田雄飛さん(33)と雄大さん(31)の兄弟が神奈川消防団第2分団で活動している。2人の実家は同社向かいの森田クリーニング商会で、父・文春さんは分団長を務めている。別府社長は「消防団は地域にとって重要な存在。協力事業所として少しでも貢献できるなら嬉しい」と話す。
神奈川消防署は「まだまだ知られていないのが現状。今後さらに呼びかけていきたい」としている。
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