選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて初めてとなる選挙を控え、神奈川県選挙管理委員会は6月18日、NHK杯全国高校放送コンテスト全国大会に出場する生徒たちに協力をあおぎ、県立神奈川総合高校=平川町=で選挙広報アナウンスの収録を行った。
7月10日に投開票される参院選から、70年ぶりに選挙年齢が18歳以上に引き下げられ、県内では新たに約16万人の有権者が加わる。今回の高校放送部の生徒たちによる選挙広報アナウンスの収録は、県選管が若い有権者にアピールするための選挙啓発事業の一環として企画したものだ。
県大会上位11人が参加
県選管はこれまで、県内のデパートや大学などに対し、館内で放送する選挙広報用の文案のみを提供してきた。選挙権年齢が引き下げられたことを受け、今回は音源も提供することに。NHK杯全国高校放送コンテスト県大会で優秀な成績を収めた生徒たち11人に協力を要請し、6月18日に神奈総高で音源を収録した。
投票啓発のアナウンス収録に臨んだ県立新城高校3年の並木鈴さん(アナウンス部門1位)は「まさか自分が選挙広報に携わるとは思わなかった。せっかくなので選挙について考える機会にしたい」と話す。同じく県立新羽高3年の今西琴音さん(朗読部門1位)は「高齢者に比べ若者の投票率が低いと学んだ。未来のために意志を持って投票したい」と語った。
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