日本一のフローリストを決める「ジャパンカップ」の神奈川ブロック代表選考会がこのほど行われ、白楽花園=白楽=の小泉吉寿さん(37)と花日和=西神奈川=の出崎徹さん(44)が来春行われる本戦への切符を手に入れた。
ジャパンカップは、フラワーデザインの技術を競う国内最高峰の大会。持込作品審査でファイナリストに選ばれた2人は、花束とテーブルアレンジの2作品を即興で制作するステージ審査へ。小泉さんは優勝、出崎さんは3位に食い込みジャパンカップ出場権をつかみ取った。
”魅せる”作品で上位を
小泉さんは白楽花園でチーフデザイナーとして勤務。デザイン全般を担当し、商品開発やイベントプロモーションを担っている。大学時代にフラワーデザインの世界に入り、これまで数々のコンテストで輝かしい成績を残している。ジャパンカップは3年ぶり7度目の出場となる。「人が足を止めるような、他にはない目を引く作品づくりを意識した」と選考会を振り返り、本戦に向けて「本戦はレベルが高いが、なんとか決勝に進みたい」と、4年前の5位入賞以上を目指して意欲をみせる。
雑草魂で優勝めざす
出崎さんは12年前に独立。妻と二人三脚で店を切り盛りしながらフラワー教室のスーパーアドバイザーを兼任するなどし、小泉さんと同じくさまざまなコンテストで賞を総なめしてきた。本戦出場は2年ぶり11度目。29歳のときに初出場で9位入賞しているベテランだ。選考会では「お店での仕事同様、お客さんが見てきれいだな、家に飾りたいなと思ってもらえるような作品づくりができた」と言い、「個人店でも出場できるんだぞという雑草魂で、神奈川に優勝を持って帰りたい」と気合十分だ。
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