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神奈川区版 公開:2017年1月19日 エリアトップへ

全国健康づくり推進学校表彰 大口台小が優秀校に 地域一体の活動を評価

教育

公開:2017年1月19日

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多くの関係者が参加する委員会
多くの関係者が参加する委員会

 大口台小学校(高根順校長・児童数392人)はこのほど、「全国健康づくり推進学校表彰」(公益財団法人日本学校保健会主催)の優秀校に選ばれ、1月14日に全国日本医師会館=東京都文京区=で表彰を受けた。

 同表彰は、日本学校保健会が、家庭と地域社会との連携を図り積極的に健康づくりを推進し、成果を上げている学校を表彰する事業。同校は市の推薦で初応募。11月に実地審査が行われ、12月上旬に吉報が届いた。今年度は全国97校の応募があり、県内唯一となる優秀校の一つに選ばれた。優秀校10校の中から選出される特別協賛社賞も同時受賞した。

総勢約70人の学校保健委員会

 同校の特長的な取り組みは、学校保健委員会と呼ばれる組織活動だ。児童保健委員会や児童クラス代表、教職員、PTA、学校医、学校歯科医、学校薬剤師、地域児童、民生委員など総勢約70人が協力し、年3回の委員会を実施。2015年度は「姿勢」、16年度は「歯」をテーマに活動している。

 同校ではまず、前年度の第3回委員会で健康課題を明確にし、児童・教職員・保護者の協議のもと来年度のテーマを決定する。第1回委員会では「朝の時間にストレッチをする」など、各クラスの目標を発表。第2回委員会では、前期の取り組みを振り返るとともに、外部講師を招いた研修会を実施。委員会の様子はPTAが発行する『学校保健委員会だより』で全家庭へ届けられ、民生委員は各地域へ周知する。

 今回の優秀校表彰は、こうした一連の「RPDCAサイクル」に基づいた組織活動の充実ぶりが評価されたものだ。

 高根校長は「優秀校表彰は家庭や地域の方の応援があってこそ。健康づくりの成果はすぐには出てこないので、今後も地道な活動を続けていきたい」と地域一体での受賞を喜んだ。

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