中丸小学校で1月31日、行政相談委員らによる出前教室が行われ、6年生児童約70人が行政相談制度について学んだ。
今回が5回目となる「行政相談出前教室」は、行政相談制度を知ってもらい、小学生に安心安全な街づくりについて考えてもらうことが目的。
神奈川行政評価事務所が昨年12月、児童らに地域アンケートを実施。「街灯が少ない」「歩道橋がゆれる」「公園が多い」「人が優しい」などの様々な意見を回収し、目立った意見については、事前に関係行政機関に通知した。
この日は区内の行政相談委員の藤澤光昭さん、河原史郎さん、藤橋恒一郎さん、加山勢津子さんの4人が講師役となり、こうした行政相談の改善事例を紹介しながら授業を行った。
藤澤さんは「街づくりアンケートを通じて、子どもたちに行政との関わりを知ってもらいたい」と期待を込める。授業を受けた橘啓悟くんは「今回学んだことをいかして意見を反映させていきたい」と話していた。
総務大臣から委嘱された行政相談委員は全国に約5000人。行政サービスに関する苦情や行政の仕組みや手続きに関する問い合わせなどを受け付け、その解決のための助言などを無報酬で行っている。
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