神奈川区は横浜市が策定している「第2期健康横浜21」に基づき、健康課題である生活習慣病の予防として健康づくりの取り組みを推進中だ。区庁舎にこのほど、「健康階段」を設置。企業向けの体操DVD「かながわ働きマン体操」を作製するなど、区民に健康づくりを呼び掛けている。
横浜市保健統計年報によると横浜市民の死因の6割が心疾患、脳血管疾患などの生活習慣病となっている。こうした健康課題を受け、横浜市は2013年に「第2期健康横浜21」を策定し、各区に事業実施を呼びかけた。神奈川区ではこれに基づき、区民の健康づくりの取り組みを行っている。特に歩く魅力を伝えるウォーキングマップの作成やウォーキングイベントの開催など、誰でも身近にできる運動の促進を積極的に進めてきた。
3月21日には、区庁舎にマスコットキャラクター「かめ太郎」のイラストを2階に上がる階段に描いた「かめ太郎健康階段」が登場。各階の踊り場には「1日2000歩で寝たきり予防になる」など、ウォーキングで健康を促す情報と登ったときの消費カロリーを掲示した。1階から5階まで登りきると、7.7キロカロリー消費ができる。
民間コラボで体操DVD
そのほか、区内には「卸売・小売業」や「運輸業・郵便業」などの体に負荷がかかる業種の事業所が多いいことから、企業向け体操DVD「かながわ働きマン体操」を作製した。スポーツクラブ・メガロスのインストラクターが体操を実演。全34分間で毎日簡単にできる体操の仕方を収録している。区と関わりがある企業20社に配布されたほか、区のHP(http//www.city.yokohama.lg.jp/kanagawa/kurashi/kenkou/)に公開している。
区の担当者は「かめ太郎階段は遊び感覚の実践で健康増進に繋がるため、気軽に参加してみてほしい」と呼びかけている。
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